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戸越銀座の食べ歩き5選 | 徹底レポート

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全長1.3kmの食べ歩き天国、戸越銀座

東急池上線の戸越銀座駅を降りると、改札のすぐ前から商店街が始まる。全長約1.3km、400軒以上の店が軒を連ねる戸越銀座商店街は、「全国〇〇銀座」の名前の元祖とも言われる。テレビで食べ歩きスポットとして何度も紹介されてきた場所だ。

今回は複数の情報源を横断して調査し、価格帯500〜1,500円で食べ歩きに特化した5店を選んだ。老舗の練り物屋から受賞歴ある唐揚げ店、上海ルーツの小籠包屋、創業70年のパン屋、帯広の豚丼専門店まで、ジャンルが被らないよう組んだルートだ。商店街を端から端まで歩いても、お腹も財布も丁度いいバランスになるはずだ。

  • ① 後藤蒲鉾店|おでんコロッケ 150円。創業60年超の老舗。テレビ出演多数
  • ② 中津からあげ渓 戸越銀座本店|骨なしもも肉 340円/100g。からあげグランプリ最高金賞
  • ③ 龍輝(りゅうき)|焼き小籠包 4個440円〜。上海の味を戸越銀座で再現
  • ④ ベーカリーホシノ|戸越銀座メロンパン 220円。1953年創業の下町ベーカリー
  • ⑤ 帯広豚丼 炭火焼 とんたん|豚丼(梅)700円〜。北海道帯広の味を東京で

① 後藤蒲鉾店|108円から始まった、おでんコロッケの原点

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戸越銀座の食べ歩きを語るとき、必ずといっていいほどこの店の名前が出る。1963年創業、現在で3代目を数える練り物の老舗だ。もとは荒川区・尾久で卸問屋として始まり、1965年ごろ戸越に移転してきた。2024年秋に新装オープンし、店内はすっきりきれいになっている。

「おでんコロッケ」が生まれたのは、商店街全体で盛り上げようとしたコロッケプロモーション事業がきっかけだったという。普通のコロッケではおもしろくないと、おでんの具材を活用したオリジナルを開発した。テレビのバラエティ番組に何度も登場し、今では戸越銀座の代名詞的な存在になっている。

後藤蒲鉾店

東京都品川区戸越2-6-8

価格帯: 150円〜800円

営業時間・定休日

営業時間は11:00〜20:00、定休日は水曜日。商店街公式サイトには10:00〜22:00という記載もあるため、来店前に直接確認を推奨する。イートインスペースが店内に併設されており、おでん3品+ドリンクのセットも楽しめる。

看板メニューと価格

看板の「おでんコロッケ」は150円(2024年新装後の価格)。丸い小ぶりなサイズで、片手で持って歩きやすい。中身はじゃがいもに大根・なると・海老・紅しょうがなどのおでん具材を細かく刻んで和えたもの。おでんの出汁で味付けされているため、ソースは基本不要だ。

他に「軟骨さつま揚げ」「はんぺんチーズ」「黒毛和牛メンチ」なども販売。さつま揚げは常時30種類以上並ぶという。

味の特徴

外はサクッと揚がっており、中はほっくりしたじゃがいもの食感。噛むとほんのりおでん出汁の風味が広がる。主張が強い味ではなく、食べ歩きの最初に口慣らしとして食べるのにちょうどいい一品だ。

複数の口コミを照合すると「ソースをかけると味が壊れる」「そのままが一番おいしい」という意見が多い。断面のなると・大根・海老の色合いもきれいで、「おでんコロッケ」という名前の面白さが味に納得感を与えている。

混雑傾向・こんな人に向く

昼過ぎ〜15時頃の週末は来客が多い。ただし揚げ物は個単位で買えるため回転は速く、長時間待つことは少ない印象だ。テレビで紹介された直後は混雑することもあるらしい。

「食べ歩きの最初の一品をどこにするか迷っている」という人に特に向く。150円という手軽さと、いかにも戸越銀座らしいB級グルメの個性が、商店街の入口で食欲のスイッチを入れてくれる。

② 中津からあげ渓 戸越銀座本店|からあげグランプリ最高金賞の実力

大分県中津市の耶馬溪(やばけい)発のからあげ専門店。中津出身の店主が、実家のレストランで食べていた味を東京で再現した。日本唐揚協会主催の「からあげグランプリ」で東日本醤油ダレ部門の最高金賞を含む複数の金賞を受賞している。

場所は戸越銀座駅出口からすぐ。店頭で注文すると目の前で揚げてくれるため、常に揚げたてが手に入る。食べ歩き用の袋で渡してくれるため、そのまま商店街を歩きながら食べられる。

中津からあげ渓 戸越銀座本店

東京都品川区平塚2-18-5

価格帯: 340円〜1,200円

営業時間・定休日

定休日は火曜日。営業時間は11:00〜(閉店時間は日により変動する場合があるため、来店前に確認推奨)。モバイルオーダーにも対応しており、事前注文で待ち時間を減らすことができる。

看板メニューと価格

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人気No.1の「骨なしもも肉」は340円/100g。厳選した国産若鶏を、中津産醤油・数種類の薬味・りんごを使った秘伝のにんにく醤油ダレに漬け込んだ後、片栗粉ベースの薄い衣でカラリと揚げる。食べ歩き用途なら100g(3〜4個程度)からオーダー可能だ。

他に骨なしむね肉270円/100g、砂肝のからあげ、軟骨のからあげなどもある。唐揚げ弁当や金のから箱(セット)も好評。

味の特徴

衣は薄くてサクサク、中のもも肉はジューシーという、中津からあげの特徴が際立っている。にんにく醤油の風味がしっかりあるが、後味がくどくなく、口の中に油っぽさが残りにくい。冷めても美味しいという評価も多く、食べ歩き途中で少し冷めても品質が落ちにくい点が食べ歩き向きだ。

むね肉の評価が特に高く、「むね肉なのに柔らかい」「パサつきがない」という声が複数確認できる。もも肉とむね肉を少量ずつ試してみるのも面白い選択だ。

混雑傾向・こんな人に向く

戸越銀座駅のすぐそばのため視認性が高く、休日の昼は列ができることもある。注文を受けてから揚げるため、数分の待ち時間は発生する。モバイルオーダーを使えば列なしで受け取れる場合がある。

「コンビニ揚げ物より何かインパクトのある唐揚げが食べたい」「受賞した唐揚げを実際に試したい」という人に向く。ビール片手に食べたい人にも合っている。

③ 龍輝(りゅうき)|上海の路地裏の味を戸越銀座商店街で

2013年、上海出身の店主・劉輝(りゅう・き)さんが戸越銀座に開いた焼き小籠包の専門店。店名はオーナーの名前「劉輝」から取り、小籠包の「籠」に近い字として「龍」を当てた。子供のころから上海で食べ親しんだ味を再現しようと、複数の本場の店を食べ歩いて今の味にたどり着いたという。

戸越銀座商店街の中央あたり、大きな鉄鍋でジュッと焼き上げる景色が目を引く。2013年のオープン以来、戸越銀座を代表する食べ歩き店のひとつになっている。

焼き小籠包&鶏粥 龍輝

東京都品川区戸越2-6-4 杵渕ビル1F

価格帯: 270円〜1,000円

営業時間・定休日

11:00〜20:00、基本的に無休(公式HP・しながわ観光協会掲載情報)。ただし臨時休業の情報は公式SNSや食べログで都度確認を推奨する。店頭のテイクアウト販売のほか、店内にもイートインスペースがある(1,000円以上の注文が必要な場合あり)。

看板メニューと価格

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看板の焼き小籠包は2個270円、4個440円、6個660円。素材はすべて国産にこだわり、挽き肉の具を小麦粉の皮で包んで蒸し焼きにする。底面はカリッと焼き色がつき、上部は白くもっちりした食感が残る。

鶏粥や汁なし担々麺もメニューにあり、イートインで利用するなら組み合わせて楽しめる。白斬鶏(蒸し鶏)などの一品料理も350円前後と手頃だ。

味の特徴

噛んだ瞬間に熱い肉汁が飛び出す。これが焼き小籠包の醍醐味であり、食べ歩き中に服へ飛ばすリスクでもある。複数の口コミに「汁が飛ぶので注意」という記述があり、要注意だ。店頭には小さな椅子とテーブルがあるので、食べ始める前に一度落ち着ける場所を確保するのが無難かもしれない。

皮の厚みは標準的で、コラーゲンたっぷりの肉汁スープとの一体感がある。黒酢と生姜を合わせると本場上海の食べ方に近づく。

混雑傾向・こんな人に向く

次々と焼き上がるため、行列が出ても比較的流れは速い。休日の昼はそれなりに並ぶことがある。池上線のフリー乗車デー等、特別イベント時は長蛇の列になる可能性がある。

「本場に近い焼き小籠包を手軽に食べたい」「普通のランチと少し違う体験をしたい」という人に向く。あまり日本では見かけない業態のため、外国人観光客や上海を知る人からの評価が高い傾向にある。

④ ベーカリーホシノ|創業1953年、戸越銀座ブランドのメロンパン

商店街にある黄色い看板と、店主の顔が描かれたイラストが目印。1953年(昭和28年)創業で、2025年現在で創業70年を超える老舗ベーカリーだ。三代目店主が引き継いでからも、定番パンのクオリティを保ちつつ、クロワッサンやデニッシュ系を加えて品揃えを拡充してきた。

「戸越銀座メロンパン」は戸越銀座ブランドの認定商品でもある。地域ブランドとして商店街全体のシンボル的な一品だ。

ベーカリーホシノ(ほしのベーカリー)

東京都品川区平塚1-7-2

価格帯: 196円〜400円

営業時間・定休日

7:00〜19:00(公式HP)、定休日は日曜。朝7時から開いているため、早めに商店街を訪れる人にとっては最初の立ち寄りスポットにもなる。昼過ぎには売り切れる種類も出やすいため、気になる商品は早めに確保するのが無難だ。

看板メニューと価格

戸越銀座メロンパンは220円。表面の粒砂糖がカリカリで、中のパン生地はふわっとした軽い食感だ。口コミによると「はみ出した部分がビスケットのようにサクサク」という表現が複数確認できる。

カレーパン(牛肉がゴロゴロ入っているという評価が多い)、クリームパン、クロワッサン、コッペパン系も人気。どれも200〜300円台と手頃で、いくつかまとめて食べ比べる楽しみ方もできる。

味の特徴

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「正しき町のパン」という言葉がしっくりくる。奇をてらった素材や組み合わせはなく、定番の完成度を高める方向で70年間続けてきた店だ。複数の口コミに「懐かしい味」「実家の近くに欲しいパン屋」という声があり、地元の人に愛される理由がわかる。

メロンパンは甘すぎず、食べ歩きで前後に揚げ物や小籠包を食べた後に口を落ち着かせる役割として機能する。

混雑傾向・こんな人に向く

常に地元客の出入りがあり、特に午前中から昼前は賑わいやすい。土曜の夕方18時頃には売り切れ品が増えるという報告もある。

「食べ歩きの途中で甘いものをひとつ」「大量に揚げ物を食べた後にさっぱりしたい」という場面に向く。家族連れで訪れるなら、キャラクターパン(アンパンマン等)もあるため子供が喜ぶ店でもある。

⑤ 帯広豚丼 炭火焼 とんたん|北海道帯広の秘伝タレ、炭火の香りとともに

「とんたん」と彫られた黒い看板が目印の、北海道・帯広の豚丼専門店だ。食べ応えのある豚肉を選び、秘伝の甘辛タレに漬けて炭火でじっくり重ね焼きにするスタイルは帯広本場のそれに近い。店頭から漂う炭火と甘辛タレの香りに引き寄せられて立ち止まる客が多い、と複数の情報源で書かれている。

小さな店でテーブル2つ・カウンター4席のみ。テイクアウトは戸越銀座商店街のモバイルオーダーにも対応しており、商店街を歩きながら受け取ることもできる。

帯広豚丼 炭火焼 とんたん

東京都品川区戸越2-5-1

価格帯: 700円〜1,500円

営業時間・定休日

11:00〜22:00、不定休。17時からはジンギスカン(帯広の肉屋・有限会社五日市から取り寄せ)も提供する。現金払いとキャッシュレス払いで価格が異なる(現金の方が安い)という情報があるため、現金を持っていくと少しお得になる可能性がある。

看板メニューと価格

豚丼は梅(700円前後)・竹(900円前後)・松(1,200円前後)の3サイズ。肉の種類は肩ロース・バラ・半々から選べる。サイズの違いは主に肉量で、「松」は300g相当の肉が丼からはみ出すほど乗っている。

単品丼のほか、山盛りキャベツと豆腐昆布の味噌汁がついたセット、お肉とご飯が別盛りの定食もある。温泉卵のトッピングも好評だ。

味の特徴

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秘伝の甘辛タレは甘さが強すぎず、あっさり寄りだという口コミが多い。炭火焼きの香ばしさが主役で、肉汁との組み合わせがご飯を進めてくれる。肩ロースは肉々しくサクサクした食感、バラは程よい脂の甘みが出るという使い分けが多くの口コミで紹介されている。

卓上に置かれた山椒と追いダレで味変できる点も食べ応えを増してくれる。シンプルな構成ながら、噛むほどに旨みが出るタイプの丼だ。

混雑傾向・こんな人に向く

注文を受けてから焼き始めるため、提供に数分〜10分程度かかる。ワンオペに近い体制の日は少し時間がかかることもある。昼のピーク帯(12〜13時)は満席になることも多い。

「食べ歩きの締めに少しボリュームのあるものを食べたい」「帯広の豚丼を東京で試したい」という人に向く。1,200円前後の予算で炭火焼きの本格的な一杯が食べられる満足感は高い。

5店舗まとめ比較|歩く順番と予算の目安

5店を全部回った場合の合計は、最小構成でおよそ2,000〜2,500円程度になる。下表にまとめた目安を参考に、自分のペースで組み合わせてほしい。

  • ① 後藤蒲鉾店|おでんコロッケ150円。最初の一口に最適
  • ② 中津からあげ渓|骨なしもも肉100g・340円。揚げたて即食べ
  • ③ 龍輝|焼き小籠包4個・440円。汁に要注意、席で食べると安心
  • ④ ベーカリーホシノ|メロンパン220円。甘めの一息はここで
  • ⑤ とんたん|豚丼竹・900円前後。締めのがっつり一杯
  • 合計目安|約2,050円〜(すべて最小サイズ選択時)

食べ歩きのコツ|戸越銀座を快適に楽しむために

戸越銀座商店街では、ゴミ袋の無料貸し出しを行っており、スマートフォンを操作しながらの歩行や歩きたばこは禁止されている。自分のゴミは自分で持ち歩くか、所定のゴミ箱に捨てるのが基本だ。食べ歩き文化を守るためのマナー意識が、この商店街には根付いている。

歩行者天国の時間帯は、月〜土曜の15:00〜18:00、日曜・祝日の14:00〜19:00。この時間帯は車を気にせず商店街をゆっくり歩けるため、食べ歩きには最適だ。平日の昼前後は混雑が少なく、並ばずに複数の店を回りやすい。

よくある質問(FAQ)

Q. 子連れでも楽しめる?

問題なく楽しめる。ベーカリーホシノのキャラクターパン、後藤蒲鉾店のおでんコロッケ、中津からあげ渓の唐揚げは子供でも食べやすい。焼き小籠包は熱い肉汁が飛ぶため、小さい子供には注意が必要だ。

Q. 一人でも歩ける?

全店舗、一人でも気軽に入れる。テイクアウト主体の店が多いため、一人で気ままにつまみながら歩く形が最も自然だ。とんたんのイートインは小さな店なので一人でカウンターに座る形になることが多い。

Q. 商店街の駐車場は?

商店街内に専用駐車場はない。最寄り駅は東急池上線「戸越銀座駅」または都営浅草線「戸越駅」で、どちらも商店街の入口に近い。電車でのアクセスが便利で、食べ歩き後に別の沿線エリアへ移動しやすい。

免責・調査について

本記事は公開情報および口コミをもとに総合して構成した調査記事です。実際の味や体験には個人差があります。また一部の料理画像は、公開情報や口コミをもとに再現したイメージAI画像です。実際の店舗提供写真とは異なる場合があります。

出典・参考リンク

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